シンガポールの公園の中で、私はフォートカ二ングパークが一番好きです。
フォートカ二ングパークはシンガポールの市街地中心部の小高い丘の公園で、地下鉄ドービー●ゴート駅から、徒歩で約十分です。
昔、フォートカ二ングパークはマレーのサルタンによって築かれた要塞跡地で、大戦では英国などが総指令部に使っていたそうで、今では市民の憩いの場としても賑わいます。
フォートカ二ングパーク内には、いろいろな植物があります。高い木があって、葉が異常に大きくて、植え込みが自由奔放な形になっています。それでも、雑草などが生えないように手入れが行き届いています。
公園に古い遺跡もあります。古いお墓があったり、戦争中の地下の要塞が資料館として公開されていたりします。
花が咲く美しい熱帯植物を楽しみながら、同時にシンガポールの歴史も思い出して歩くことができる、フォートカ二ングパークはシンガポールの市内のみどりの宝石です。